Momokaの備忘録として,イベントの参加記や何か文章に残しておきたいことがあったら使っていきたいと思います.

SecHack365修了しました

はじめまして.momokaです.

 

2020年度SecHack365表現駆動コースにに参加してきました.

SecHack365に応募しようか迷っている人の参考になれば...と思い,参加した感想を忘れないうちに書いていこうと思います.

はい,目次です.

 

そもそもSecHack365って?

sechack365.nict.go.jp

全体の概要については,ここを見てください(適当)

ここからは私の所属していた表現駆動コースについて,少し詳しく書いていこうと思います.

 [Q]どのようなコースですか?1年間でどのようなことをやりますか?

 

表現駆動コースでは、「Infinity diversity in infinity combination.」をキーワードとして、これらハスラーハッカーおよびヒップスターとなる方を募集し、イノベーションを創出するメソッドを考察し、1年を通して実践します。

→公式サイトにはこう書いてありました 

それで具体的にどんな活動をするの?って思うわけですが...

 

  • プログラムの前半部分で3回短期のチームハッカソンを行う.(チーム編成はランダム)
  • プログラムの後半部分で長期のチームハッカソンを行い,その成果物が最終成果物となる(チーム編成は自由)

という流れになっています.

 

コースワークではトレーナーさんから制作物のフィードバックをいただいたり,トレーニー*1同士で意見を出し合ったり...

基本的にはチームでMTGして,アイデア出し!開発!という感じで最終発表まで進んでいきます.

次に,私の応募したきっかけについて少し書いてみます.

 

応募したきっかけ

研究室の先輩からSecHack365の存在を教えてもらったことがきっかけでした.

でも応募した理由は

元々セキュリティに興味があって...とか

〇〇みたいな問題を解決するためにこういうものを作りたい...とか

ではなくて.

ハッカソン面白そうだし,いろんなバッググラウンドを持った人と開発するの楽しそう」

という理由で表現駆動コースに応募することにしました.

応募課題は非公開なので詳しいことは言えませんが,他のコースの応募課題より個人のバッググラウンドやSecHack365への熱意を重視するような課題になっている気がします.なので表現駆動コースに限った話でいえば,応募時点で何か取り組みたいテーマがなくても大丈夫です.

 

そしてコレは余談なのですが,選考通過の連絡をいただいた日はちょうど昼まで寝ていて,初めて連絡が来たときは,電話に出られませんでした(運営の某さんごめんなさい)

 

SecHack365のオススメポイント・これだけは言っておきたい!

 ここからはSecHack365に応募しようか迷っている人向けに,SecHack365に参加した感想や,反省点などをひたすら語っていきたいと思います.

 

 ・イベントが盛りだくさん・いろんな人と繋がれる

 

前に書いたコースワークや全体集合イベントの他にも

  • マルウェア解析ライブセッション
  • 法律と倫理に関する勉強会
  • セキュリティ関連のキャリアに関する座談会

などなど,セキュリティに関する勉強会や座談会がプログラム中に複数回開催されました.

無料で参加できるプログラムなのに,こういった貴重な機会がたくさん用意されていてとても良かったです.各分野でのつよつよな方()に直接質問しながら勉強する機会なんてなかなか無いですよね.

 

また優秀なトレーニーたちと知り合えることも参加する醍醐味だと思っています.

トレーニー同士で,中間発表前に大勢で通話しながら徹夜で発表用の資料を作成したり,LTのような物をしたり...約1年間とても楽しかったです.

「資料作り終わらないけど,30分寝ます!」と言って作業通話を抜けていったトレーニーがn時間後に起床して戻ってくる...とかいう通話が何回かあったような(小声)

トレーニー同士,コースの垣根を越えてワイワイしながら開発していました.

念のため言っておくと,徹夜を強いられるほどSecHack365に参加すると忙しくなるというわけではなく,締め切り直前に進捗を生みはじめる(締め切り駆動)トレーニーが何人かいたということです.

 

またSecHack365を修了して,反省点も見えてきたので,それについても書いていきたいと思います.

まず表現駆動コースのハッカソンを通して感じたのが

 

・チームメンバーのことよく知らないままオンライン開発するの難しい!!

 

お互いの得意分野やキャパがわからないまま開発を進めていって,上手くいくわけがないですよね.今回のハッカソンでもそうでした.

最終発表に向けて開発を進めていく中で,タスク分担に偏りが出たり,チーム内でビジョンの共有ができていなかったり,最初から開発が全て上手くいっていたというわけではありません.

でもそこで,日頃からコミュニケーションをとることの大事さを実感しました.

 

今年のトレーニーはプログラムが完全オンラインということもあってか,コースワークとは別に,「学校のテストが大変で...」とか「このCTF出ませんか〜?」とか普段からTypetalkやdiscord上でワイワイしていました.

技術的な話をすることもありましたが,ゲーム実況やOSINT大会など95%くらいが雑談だった気がします.

そのおかげで,ハッカソンMTGをする中でお互いに意見を言いやすくなり,開発がスムーズに進むようになっていったような気がしています.

 

 

おわりに

SecHack365の活動を振り返って, 改めて参加して良かったと感じることができました.セキュリティ分野の勉強であれば,たしかに大学でも勉強はできますが,様々な分野で有名なトレーナーさんや優秀なトレーニーさんと共に勉強できたことがなにより良い経験になりました.

元々セキュリティ分野は(ネタではなく)素人レベルだった私でしたが,このプログラムを通して少しは成長できたんじゃないかな...と考えています(笑)

そして大学での勉強を頑張るのはもちろんですが,今年もSecHack365のような外部の勉強会にどんどん参加していきたいな〜と思っています.

トレーニーの皆さん,ハッカソンとか誘ってもらえると喜びます.

 

最後に,SecHack365の中で関わってくださった皆さん本当にありがとうございました!!!これからもよろしくお願いします!!!

そして応募するかどうか迷っているみなさん!ぜひ応募しましょう!

 

*1:受講者のことを表す